<リジュラン皮下注の施術開始について> *リジュラン皮下注による施術は保険外診療となります
2015.11より、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」により、他血小板血漿(PRP)の使用に対する規制が強くなったことをうけて、多くの美容クリニックで代替方法として注目されているのが、リジュラン皮下注による肌の若返りです。詳細は、「リジュラン」で検索すると出てくるネット情報をごらんください。
以前、当院であつかっていたbFGF(⇒詳細)と同じように、「リジュラン」は、薄くなり弾性繊維が減った皮膚に注入することで、真皮を厚くして弾性繊維の量を増やすことで肌の若返りをめざすものです。また、bFGFが、日本で熱傷治療やじょく創治療の医薬品として認可されているように、「リジュラン」も欧州で糖尿病壊疽の治療薬として医療品として用いられています。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=adenosine+a2+receptor+polynucleotide
一方、bFGFと同様「リジュラン」も、病的な皮膚の再生には一定の効果があるとしても、健康だが「薄くなった真皮を厚くする」ような美容効果がどの程度あるのだろうか?という問題はあります。
当院では、2015.12より、リジュラン皮下注の施術を受け付けます。以前当院でおこなっていたbFGF注入とくらべて、効果発現確認までの期間が2カ月と短いこと(bFGFでは12カ月)、1回注入量が少なく皮膚の穿刺ダメージが少ないこと、が理由です。ご興味のある方は、クリニックにお尋ねください。
なお、施術プロトコールは様々ありますが、当院ではさしあたり、以下の方法に統一したいと考えています。
1回の施術対象の皮膚の面積:20cm2 (事前にペンレスおわたしします)
注入方法:1cm2あたり、0.05ml(1回あたり20回穿刺、計 1.0 ml)
2-3週おきに、計4回施行後、評価(4回が1セット)。
(1回の料金は、¥15000円、税別)
*リジュラン皮下注は、一般診療時間内に、説明・施術をおこないます。外来にかかられた際、その旨お伝えください。
(メソアクティス施術の終了について)
2013.9より、毎週木曜日午前の外来(完全予約制)でおこなってきたメソアクティスの施術は、一旦終了とさせていただきます。